演奏する曲は、ほぼ全曲オリジナルという演奏スタイルになってから、かれこれ15年程経つだろうか。
Soloだったり、Trioだったり、DUOだったり…
いずれにせよ、
オリジナルを演奏するということを頑なに貫いてきたと思う。
理由は簡単。
自分から出て来たメロディーなら既存の曲と比べた場合
解釈とか理解とか咀嚼する作業が要らないし
そのままストレートに心を込めて演奏できるから。
つまり
楽だから(笑)
そのオリジナルの殆どがインスト(歌なし)でありますが
作曲する際に心がけていること、というより、自然とそうなるのですが
そのメロディーを歌えるか?ってこと。
自分は歌は歌えませんから
いつも「このメロディーに歌詞が付いて誰か歌ってくれたら嬉しいなぁ」と思っていました。
勿論、誰が歌っても嬉しいって訳ではありません。
曲のニュアンスや、声質、息づかい、間合いなど…
自分の書く曲のカラーや方向性にフィットしてそして賛同してくれる人。
そういう歌手でなければ、やはりしんどい訳です。
今からおよそ3年前にSatsukiさんという歌手とあるライブハウスで出会いました。
その時は、Jazzのスタンダードやポップス等を題材に共演したのですが、
第一声を聞いて「あ! もしかしたらこの人…」と、ビビッと来たわけです。
そんな自分の曲づくりの背景などを話したところ
「私が歌詞を書いて歌いたいなぁ〜」てな感じのビンゴになった訳です。
で
正式に「Lesca」というユニット名を付け、
めでたくこの度、ファーストアルバム「三日月川」発表発売の運びとなりました!
L(lively) 刺激的に鮮やかに
E(evolution)発展、進化し
S(sing) 歌い
C(creative) 創造し
A(art) アートする
Lesca です
宜しくお願い致します!
西村 和彦